知的で悲劇で喜劇で刺激

映画好き。


去年は、楽しい!気持ちいい!

を優先したカタルシス多めの映画をビール飲みながら最大限に楽しんでた。

それはそれで映画っていいなー、サイコーって思うけど、

楽しいばっかりだと、頭打ちになる。

逆に不感症。


頭使わなくてもいい映画を摂取しすぎて、偏食気味で新型栄養失調。





ってことで、今年はバランス良く映画を観ましょう。





ゴーンガールすごいよ!

って噂。



予習はしない方が、いいと直感。


観てきました・・・・。





すごかった。

とてつもなく面白かった。



デビットフィンチャーはすごい領域にいますね。

「あれ」を表現するため

一歩間違えたら、よくわからないアート系の映画に成りうるところを、

ちゃんとエンターテイメントとしてまとめている。

なんなら一見普通の映画にみえるところまで落としこんでる。


サスペンス的、ネタバレNG的な盛り上がりはもはやどうでもいい。

最後30分ぐらいでこの作品のテーマが滲み出てくる。

それを舐めたらもう、穏やかじゃない。


劇薬。




お話も面白いし

画作りも高級。


デビットフィンチャーの映画って

デビットフィンチャーだってすぐわかるよね。


あの質感。

よくわからないけど光の使い方がすごいんでしょう。


映画館で見るとお金持ちになった気分。

知的で悲劇で喜劇で刺激。



いやー面白かったなー。


もっと映画みよ。